容疑者の目星付いたというけれど(その2)>ロンドン7.7
爆発事件(爆破テロ)の直接実行者4人が、いずれもパキスタン系イギリス人とみられるという報道がイギリス国内のマスコミで流れているようだけど、この情報の信憑性はどのくらいあるのだろうか?
「前科なし、イギリス国籍あり、怪しき挙動なしの生活人」が同時多発テロの実行に参加するには、何か共通点なり共有されている背景なりがあるだろうと考えるのも、わからないでもないけど・・・・な~んか、イラクで『テロとの戦い』を遂行している方々にとっても、都合の良いシナリオのような気がしないでもないっす。
当初、分単位発表で時間差で爆発したって話が、50秒以内の同時爆発って発表に変わったしねぇ...当初の“正確な”時刻発表はなんだったのだろう?
今回のパキスタン系って情報が独り歩きして、「イスラムはevilだ」との賜れたどこかの言葉が復活しなければ、いいのだけど。「打倒、鬼畜米英モード」で活動されてると思われる一部活動家の方々も、お互いさまではあるだろけど。
『外国籍のテロ容疑者に対して、国外退去処分にするまで裁判抜きで無期限拘留ができる』のではまだ足りないと、『過激な思想煽動を禁じる』さらなる対テロ防止法を検討しているという大英帝国さん。『過激』か否かのジャッジはどなたが行なうので?
[使用情報元:NHK『おはよう日本』、7月14日付『中国新聞』朝刊「一面」]
[関連記事:]
『容疑者の目星付いたというけれど>ロンドン7.7』
* そのうちテロ容疑者への国籍剥奪&追放もありや? もののけ *
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コメント
WESTWINDさん、初めまして。
先日は、つたないブログを訪れていただき、コメント&トラックバックをいただきありがとうございました。
ところで、まあヨーロッパはどうなってしまうのでしょう。今日、たまたまBBCをみていたら、ヨーロッパの人口の既に10何パーセントかがイスラム教徒だそうです。(国ごとの比較をやっていたのですが、正確な数字を忘れました。)
今回の件で、非常にアイロニーを感じるのが、テロの実行犯とされる人たちは、決してnon civilized (無教養)な人ではなかったことですよね。
これは、10年前のオーム真理教の地下鉄サリン事件でもあきらかになったことですが、このような無差別テロを企てる人たちは、非常なエリートというか教養のある、ある意味、まじめすぎる人たちなのです。東大卒のエリートや科学者、どう考えてもnon civilized でない人たちが、テロリストでもある事実を、ブレア首相は、一体どう考えているのでしょう。
自爆テロという行為にいたるまでの本人の心理的な葛藤を考えるととても中世のイランでアサシンと言われた麻薬中毒者の暗殺者集団とは、完全に分けて考えなければなりません。親兄弟ある中で、なぜ自爆テロという究極の自己犠牲による‘世の中の救済?’を試みるその真意はどこにあるのでしょう。
どうも、そのテロリストたちの矛先は、‘断固’としてテロとの闘いをやめようとしない先進国に向けられているのは、いわずもがなの常識だと思うのですが。
途上国の貧しい人たちに対するテロなんて見たことも聞いたこともありません。ちょっと調べればわかることですが、必ず先進国の軍事介入や軍事独裁政権への露骨な武力援助に対する民衆の反抗とかの背景があるはずです。
いずれにせよ、世界が思考停止を起こして、イージーな方向に流れないことを切に望みます。
投稿: しばやん | 2005年7月16日 (土) 15時59分